遊び心のあるポップなデザインと九谷焼の伝統が融合した『クタニシール』の器が入荷しております。
2009年に九谷焼窯元・上出長右衛門窯と日本のものづくりをプロデュースする丸若屋が立ち上げたワークショップブランド『クタニシール』。
九谷焼は本来、職人が筆で絵を描くものですが、あらかじめ印刷された文様をシールのように器に貼付け、製品を量産する技術があります。
低コストで職人による絵付けを再現することが出来ますが、逆に転写にしか出来ない表現の可能性もあります。
それを使って遊んでみようというのがクタニシールなのです。また、九谷焼は石川県の南部で作られている焼き物で、九谷五彩といわれるガラス質の美しい絵付けが特徴です。360年前に大聖寺藩の下で焼かれましたが、50年で廃窯。約100年後に再興され現代に至ります。ミステリアスな歴史を持つ伝統工芸です。
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